舌根扁桃肥大

 昨年のお盆休みを利用して1週間入院し扁桃腺の摘出手術をした。術後の傷口の状態は問題なく、術後1週間の心配であった再出血の危険も乗り越えようやく傷も癒えた術後2ヶ月後くらいになるかな。

 扁桃腺は実は3箇所あって、喉奥、鼻の奥、そして、舌の付け根。実際手術で摘出したのは、口蓋扁桃という喉の奥の扁桃です。そこが慢性的に腫れてたので取ったのですが、それを取った影響で舌の付け根にある舌根扁桃が代替肥大をしてしまったのです。

 正直これは想定外でした。術前に少し説明はあったのものの、舌根扁桃が肥大したことによってまず、食べ物が喉の奥。もっと詳しく言うと、下咽頭のあたりに引っかかったり、扁桃を異物と捉えるのか痰がものすごくからむ。今でも痰絡みがものすごい。4ヶ月間去痰薬をもらって飲んでいたが扁桃肥大の変化がないと言うことで投薬の中止。

 それ以来慣れとの戦い。去痰薬をやめた影響でより痰の排出が難しく激しい咳払いでより喉が痛くなってる今の状況。喉の違和感が常にあり、痰や喉奥の腫れでずっと声を出すのも辛い。

 そんなさなか、マスクのせいもあって「声が小さい」「ぼそぼそ言ってて何言ってるのか分からない」とお客様からお叱りの声をいただくのが最近の現状で、特に体験など一見さんには特にそう言った印象を与えてしまうのかとても辛い。正直、体験を一時的に休止しようとも考えたのだが、コロナ禍で今まで行っていた出張陶芸教室がなくなり売上げの減少がありそれは難しいのかなと思う今日この頃。

 当初、お客様に陶芸の地味でおじさんっぽいイメージだったものを、そうじゃないんだよって伝えたくて始めた陶芸体験。粘土も1kgと他の陶芸体験では考えられないくらいの量の粘土を使ってもらって、いっぱい作ってもらって楽しんでもらう....そんな陶芸体験

 舌根扁桃肥大も体質改善のため、漢方外来に受診してみようかと検討中。漢方にするにしても体質が改善されるまでには何年も投薬をしないといけないんだろうなーと考えるとそれもまた憂鬱である。